花粉症対策の食べ物でヨーグルトが良いと聞きますが、本当に効果があるの?
そのような疑問にお答えすると共に、花粉症対策としての効果的なヨーグルトの食べ方を紹介します。
また、花粉症対策として食べるなら食べる時間って関係あるの?についてもふれていきます。
花粉症対策の食べ物でヨーグルトは効果あり?
花粉症対策の食べ物としてヨーグルトが良いという話を耳にしますが、本当に効果があるんだろうかと疑問をお持ちの方もいますよね。
「すごく効果があったよ」という人もいれば、「まったく効果がなかったよ」という人もいます。
ここでまず認識しておかないといけないのは、ヨーグルトには花粉症を治す成分が入っているわけではなく、薬のように効果に即効性があるものではないということです。
ではヨーグルトを食べる事で、どういうメカニズムで花粉症の症状を緩和するのか?
ヨーグルトに入っている乳酸菌やビフィズス菌を毎日摂る事で、腸内の悪玉菌を減らして、善玉菌を増やします。
そうすると腸内環境が改善され、人間に備わっている免疫能力が高められ、花粉症の症状が緩和されていくのです。
腸内環境が整うには時間がかかりますので、効き目に即効性はありませんが、時間をかければ体質が改善されて、花粉症対策としては大いに効果が期待出来ます。
腸内環境を整えて、花粉症の症状を緩和させる効果が期待できる善玉菌として、私が注目しているのはビフィズス菌BB536とL-92乳酸菌です。
・ビフィズス菌BB536株
整腸作用、インフルエンザ発症予防、アレルギー症状の緩和の効果が期待出来ます。
・L-92乳酸菌
皮膚や通年性アレルギー性鼻炎などの症状の緩和の効果が期待できます。
※L-92乳酸菌はカルピス社が保有している乳酸菌で、カルピス社の商品に配合されている
その他にもさまざまな乳酸菌があり、共に腸内環境を整え、体質改善に期待が出来ます。
花粉症対策におすすめヨーグルト
・森永 ビヒダス
ビフィズス菌BB536が配合されてる。アレルギー症状の緩和に期待できます。
・オハヨー ヨーグルトやオハヨー のむヨーグルト
L55乳酸菌配合。
・フジッコ カスピ海ヨーグルト
乳酸菌クレモリス菌FC株配合
乳酸菌やビフィズス菌は、腸内環境を整え、免疫力アップにつながり、花粉症などのアレルギー症状の改善効果が期待できます。
花粉症の対策でヨーグルトの効果的な食べ方とは?
花粉症対策としのヨーグルトの食べ方についてですが、ヨーグルトだけを食べるのではなく、善玉菌の養分となるオリゴ糖を一緒に摂取することで善玉菌がより活性化して効果が期待出来ます。
例えば、
・ヨーグルトにオリゴ糖を含む豆乳やバナナを加えてミキサーにかけて食べる。
・ヨーグルトに刻んだバナナを入れて食べる。
両方ともバナナを入れていますが、バナナが効果があるという人が多いんですよ。
1日に2本のバナナをヨーグルトと一緒に摂ると良いと思いますよ。
それと、ヨーグルトには白砂糖は入れない方が良いです。
白砂糖は、免疫力低下を防いでくれるビタミンBを減少させてしまいますので、ヨーグルトを食べる時は砂糖は入れない方が良いです。
バナナを入れれば、バナナの甘さがありますから砂糖を加える必要はないと思います。
ただ、どうしても甘さを加えたい場合は、はちみつや黒砂糖を使いましょう。
一日のヨーグルトを食べる量ですが、100g~200gが適量でしょう。
花粉症対策として効果を発揮させるために守ること
花粉症対策としての効果を発揮させるために、是非とも守ってほしいのが、ヨーグルトは毎日食べるということです。
毎日ヨーグルトを食べる事で、腸内環境が改善されていきます。毎日がポイントです。
次に食べる時期についてですが、花粉症の症状が出てから食べても効果は期待出来ません。
遅くとも花粉のシーズンの1ヶ月前から毎日食べるようにしてください。
花粉症の対策でヨーグルトを食べる時間はいつがいいの?
花粉症対策としてのヨーグルトを食べる時間ですが、朝、昼、夜とどの時間に食べてもOKです。
特にこの時間帯が良いという事はありません。
時間というよりは、食べるタイミングが大事です。
出来れば、食前よりも食後にヨーグルトを食べた方が良いです。
乳酸菌やビフィズス菌は胃酸に弱いという特徴がありますので、食前の空腹時にヨーグルトを食べると、せっかくの乳酸菌やビフィズス菌が胃酸によってやられてしまいます。
ですから、食後なら胃酸が薄まっている状態ですから、胃酸の影響を受けずらくなり乳酸菌やビフィズス菌を腸まで届けやすくなります。
食後のデザートにヨーグルトを食べるというのは実に理にかなっているんですね。
まとめ
花粉症対策としてヨーグルトを食べることが効果があるのか?
また、花粉症対策としてのヨーグルトの商品紹介と食べ方についてもふれさせて頂きました。
ヨーグルトは即効性はないものの、毎日食べる事で腸内環境が整い、免疫力アップにつながります。
その結果として花粉症の症状緩和につながっていきます。
花粉症対策としての効果は個人差があります。
すぐに効果が出ない人も根気強く取り組んでいけば、腸内環境が整い、花粉症の症状緩和につながっていくと思いますよ。