実家から離れて引越しをして、4月から大学や専門学校へ進学する学生さん、進学おめでとうございます。
引越しの手続きや入学の準備となにかと忙しいですね。
学生の場合、手続きに迷うのが住民票の移動の問題。学生の場合は、住民票を移さない人も多いと聞くが、実際のところどうなの?
住民票を移動しない方も多いことから、移動しない場合のデメリットを紹介しますので、参考になさってください。
学生は引越し先に住民票を移動しないといけないか?
法律では、自分が住んでいる住所が変わった場合、14日以内に住民票を移動することを義務づけています。
14以内に移動の手続きをしなかった場合には罰則規定があり、5万円以下の過料を科せられることがあります。
しかし、学生さんで住民票を移動していない人も多いですし、罰則を受けたということは聞いたことがありませんよね。
それは、学生の場合は、生活の拠点が実家とみなされることが多いためです。
学校に通うために学校の近くに住んでいても、夏休みや冬休みとなれば実家に帰省することが多いのが学生の立場です。
そのために、住民票を移動しなくても、罰則の対象にならないんですね。
実際のところ、学校を卒業したら地元に戻って就職する方もいますので、学生の場合は住民票を移動しなくても問題はないのです。
学生さんで住民票を移動していないケースも多くみられますが、あなたはどうしますか?
住民票の移動の手続きをしないで済むなら、その方が楽ですし、何も問題がないのであればその方が良いと誰もが思うでしょう。
しかし、住民票を移動しないことで発生する不便なことも実際のところ起こりえます。
とはいえ、実際のところ住民票の手続きが面倒なことから、住民票をそのままにする方が多いので、住民票を移動しない場合のデメリットについて紹介しますので、
そのことを理解した上でどうするか判断されたらよいと思います。
学生が引越し先に住民票を移動しない場合のデメリットとは?
・バイトをする場合に、住民票の写しや住民票記載事項証明書を求められることがある。
バイトをする場合に、住民票の写しなどが求められる場合があります。
住民票が実家の方にある場合、手続きが面倒になる可能性はあります。
・運転免許証の取得の場合、住民票の所在地の都道府県でないと運転免許本試験(学科試験)が受けられない。
学生の時に運転免許証を取得する方がほどんどだと思いますが、運転免許本試験(学科試験)は、住民票の所在地の都道府県でないと受けることが出来ません。
そのために、学校に通いながら運転免許を取得する場合に、最後の運転免許本試験(学科試験)は帰省したときに受けるというようにしないといけなくなります。
本試験は自動車学校を卒業してから、1年以内に受ければよいので期間的には問題ありませんが、すこし面倒ですね。
また、免許の更新手続きも住民票のあるところでしないといけませんので、場合によっては、免許の更新時期に実家に帰省しないといけなくなるかもしれません。
・パスポートの申請手続きが面倒。
住民票を移動していない場合は、提出する書類が増えます。
・選挙は住民票のある所に選挙権がある
選挙は住民票のある所に選挙権があり、選挙の投票用紙も実家に届くことになります。投票する場合は、不在者投票など投票する方法がありますが、手続きが面倒です。
人によっては、面倒だから投票に行かない人もいます。
・図書館やスポーツ施設など、公共サービスの利用が受けられない可能性あり
住民票を移していないと、公共サービスが利用出来ない可能性がありあます。
詳しくは、引越し先の公共施設に問い合わせてみてください。
まとめ
学生さんの引越しにともない住民票の移動の手続きをするべきか?しないべきか?
住民票を移動しない学生さんも多いことから、住民票を移動させない場合のデメリットなども紹介しました。
最後に住民票を移動させないことでのメリットとして、地元で成人式に参加できるということです。
住民票を移動させた場合は、移動先の方で成人式の案内が来ます。
ただ、住民票を移動させていても地元で成人式に参加したい場合は、役所に連絡をしておけば地元での成人式の参加は可能です。
住民票の移動に関しては、メリット、デメリットを理解した上で、ご自分にあった方を選らんでくださいね。