花粉症皮膚炎ということばをご存知ですか?
花粉症の症状はないけれど、花粉が飛ぶシーズンになると顔や首すじあたりを中心に肌荒れやかゆみの症状が出ます。
最近は、このような症状が出る方が増えているようです。
花粉が原因だとすれば、何科にかかれば良いでしょうか?
そんな疑問にお答えすると共に、症状を緩和させるための対処法やよい食べ物なども紹介します。
花粉症の肌荒れは何科にかかれば良いか?
花粉が飛ぶシーズンになると肌荒れやかゆみの症状が出てくる場合に、皮膚科に行くべきか?それとも内科に行くべきか?と迷いますよね?
花粉が原因で肌荒れをおこしたり、肌が赤くなったり、かゆくなたりするわけですが、この症状を花粉症皮膚炎とよんでいます。
皮膚炎という名前からもわかるように皮膚に炎症がおきているわけですから、皮膚科を受診するのが良いです。
かゆみや炎症を抑えてくれる塗り薬を処方してもらえるのはもちろんですが、アレルギー症状を抑えてくれる飲み薬も処方してもらえます。
花粉症皮膚炎は、主に顔や首に症状が出る方が多いです。なぜなら皮膚が露出している部分だからです。
飛んできた花粉が顔や首の皮膚につくことによって肌荒れの症状が出てしまうのです。
女性の方は特に注意してほしいのですが、目のまわりなど特に皮膚が薄い部分は、かゆいからといってかいてしまうと色素沈着が起きて黒ずみの原因になる事があります。
ですから皮膚科を受診して、しっかりと薬を処方してもらい治療することが大切です。
花粉症の肌荒れの対処法について
花粉症皮膚炎は、花粉が肌に付着することで肌荒れを起こしているので、出来るだけ花粉が肌に付かないようにすることが肌荒れの症状を緩和させる秘訣です。
肌の露出度を極力控える対処法としては、
・マスクをつける
・サングラスなどで花粉をガード
・帽子をかぶり花粉をガード
このように花粉が出来るだけ肌に花粉を付きづらくすることで、肌荒れの対処法としては効果があります。
また、女性の方はこの時期だけ基礎化粧品を敏感になっている肌にもやさしいものを使用することをおすすめします。
花粉症皮膚炎により肌荒れを起こしている状態は、バリア機能が低下し、肌の膜が壊れてしまっているということです。
このような時にいつもの化粧品を使うと、突然ヒリヒリしたり、痛くなったりかゆくなったりすることがあります。
ですから、出来るだけ低刺激な肌にやさしい化粧品にかえて、こまめに保湿するようにしたら良いですよ。
それと、メイク品もお湯だけで落とせるようなものにした方が良いです。
肌荒れした状態で、メイクがよく落ちるクレンジングをするのは、絶対に避けたいところです。肌荒れを悪化させてしまいます。
できるだけ肌に負担をかけないようにしましょう。
花粉症の肌荒れ対策に良い食べ物は?
花粉症皮膚炎によって肌荒れがおきるというのもひとつのアレルギー体質とみることが出来ます。
花粉に敏感に反応してしまう体質を改善することが、根本的な治療につながるといえます。
だた、体質を改善するのは時間がかかるため、これを食べたらすぐ良くなるというものではないですが、食生活の改善をしてみてはいかがでしょうか。
花粉症皮膚炎の方で、ヨーグルトを食べることで症状が緩和されている方がいます。
ヨーグルトや味噌などの乳酸菌は腸内環境を整える事で有名ですが、効果を実感されている方もいます。
ただ、これは個人差があるので肌荒れの症状が緩和される方、まったく変化がない方といます。
どの食材が自分に合うのかは試してみないとわかりませんので、色々と良いと言われるものを食べるように心がけましょう。
ビタミンAは、肌や粘膜を健康に保つのに必要な栄養素
ビタミンCやEは弱った肌をサポートしてくれます。
ビタミンB郡は免役機能を向上させてくれます。
これらの栄養素を効率的にとるにはニンジンなどの緑黄色野菜やレバーやうなぎを上手に料理に取り入れましょう。
基本的には、油っぽいものは避け、ビタミン、ミネラル、食物繊維、ポリフェノールが豊富に含まれている野菜や果物を積極的に食べる事で体質を改善していく方法です。
まとめ
花粉症皮膚炎による肌荒れに場合に何科にかかるべきか?
肌荒れの症状を緩和させるための対処法や良いとされる食べ物についても紹介させて頂きました。
花粉のシーズンを上手に乗り越えられるようにこの記事が少しでもお役に立てれば幸いです。