1月からちらほらと飛び始める花粉。
今年は少しでも花粉症の症状が和らぐように、花粉症対策に効果が期待できる食べ物や飲みものを紹介したいと思います。
花粉症対策に良い食べ物や飲み物は何?
日本の花粉症は、欧米型の食事、いわゆる「肉食中心、高カロリー」の食事が定着したこころから爆発的に増えたといわれています。
そこで花粉症の症状を抑えるのに肉より魚を積極的に食べるようにすると良いですよ。
そして飲み物ですが、花粉症の症状を抑えるおすすめドリンクとして、緑茶としそジュースについてのちほど紹介したいと思います。
それでは花粉症の症状を抑える魚についてみていきましょう。
花粉症対策に青魚を積極的に食べよう
花粉症対策の食べ物としておすすめしたいのが、肉よりも魚を中心とした食事です。
魚でも青魚がおすすめで、サバ、サンマ、イワシ、アジなどですね。
なぜ青魚が良いのかというと、青魚には免疫の働きを正常化してアレルギー症状を抑える効果が期待できるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)が豊富に含まれているからです。
DHAやEPAをたくさん食べる事で、ヒスタミンと同様にアレルギー症状の原因となっている物質「ロイコトリエン」が出来にくくなると言われています。
DHAやEPAは体内で作り出すことが出来ない物質なので食事から積極的に摂る必要があるんですね。
青魚のDHAやEPAを効果的に摂取する食べ方
花粉症の症状の抑制に効果が期待できるDHAやEPAは、魚の脂に含まれています。
ですから、効果的にDHAやEPAを摂るなら、脂を落とさないで食べること、すなわち寿司や刺身で食べるのが一番です。
焼き魚など加熱する料理ですと脂が落ちてしまいますので、もったいないですよね。
もし加熱する料理で食べるなら、溶け出した魚の脂の汁ごと食べられる「ブリ大根」のような料理が良いでしょう。
このようにDHAやEPAを無駄なく食べられるようにしたいですね。
花粉症対策に緑茶の効果とは?
緑茶というと、あまりにも身近でありふれた感じがしますが、実は花粉症対策に効果が期待出来るんです。
緑茶に含まれているポリフェノールの1種である「カテキン」には、アレルギー症状を引き起こすとされている肥満細胞を抑える作用があると言われています。
またカテキンには、皮膚や粘膜を保護する働きがあったり、殺菌消臭の効果もあるのです。
緑茶はとても身近な飲み物であり、食後に飲む人も多いですよね。
もし、コーヒーやジュースが好きな方は、花粉のシーズンは緑茶に変えてみませんか?
朝のコーヒー、食後のコーヒーを緑茶に変えてみてはいかがでしょうか?
花粉症対策として緑茶を飲むなら、どれくい飲むと効果的?
花粉症対策として効果を期待するなら、緑茶を1日どれくらい飲めば良いのか?
出来れば1日で2リットルくらいが理想です。
えっ!ちょっと多くない?と思う方もいますよね。
朝、昼、晩と食後に緑茶を飲むだけでは難しいなと思われる方は、こんな方法があります。
緑茶の粉末です。
緑茶の粉末をさまざまな料理に入れて食べると良いですよ。
例えば、
・アイスクリームにふりかける
抹茶風味で美味しいです。
・ヨーグルトにふりかける
抹茶風味ヨーグルトをお楽しみください。
・ミルクに混ぜる
抹茶ミルクの出来上がり。
などなど、他にも色々な使い方があると思います。
料理に使っても良いですし、魚介類に使うと臭みを取る事が出来ます。
花粉症対策にしそは効果あり?
しそは昔から殺菌作用のある漢方生薬として知られていて、栄養価の高い食材ですが、
抗アレルギー作用もあるんですね。
しその実の主成分である「フラボノイド」や「ポリフェノール」にはアレルギー症状を引き起こすヒスタミンやロイコトリエンを抑制する働きがあります。
またしその葉エキスにもアレルギー症状を抑制する効果が期待できることがわかっています。
本来であれば、しそを生で食べるのが一番良いのですが、毎日継続するのはなかなか難しいと思いますので、しそジュースをおすすめしたいと思います。
しそジュースであれば、毎日簡単に飲むことが出来てしその栄養素も補給できますよね。
しそジュースの簡単な作り方
・しその葉400gを準備する
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・沸騰した2リットルのお湯に入れて10分煮る
↓
・煮たしそは取り出す。
↓
・砂糖500gを入れる
↓
・砂糖が溶けたら火を止める
↓
・クエン酸30gを入れる
↓
・自然に冷ます
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・冷えたら清潔な容器に入れて保存する
このように簡単にしそエキスを抽出したしそジュースの出来上がりです。
飲む時は、お好みの濃さに薄めて飲んでくださいね。
まとめ
花粉症対策としての食べ物、飲み物は色々とありますが、今回は魚中心の食生活、毎日手軽に飲める緑茶、しそジュースなどをおすすめしました。
花粉症対策としての食べ物や飲み物は、薬ではありませんので即効性はありませんが、継続していくことで花粉症の症状の緩和につながると思います。
花粉が本格的に飛び始める前に始めると良いですよ。