花粉がちらほら飛び始めましたね。
花粉症の症状を緩和する方法として、洋服の素材選びは大切です。
衣類の生地には花粉が「つきやすいもの」と「つきにくいもの」があります。
花粉を寄せ付けない服装の提案と静電気を防止するコツについてお知らせします。
花粉症対策としてどのような素材の服装にするべきか?
最近は花粉症デビューしちゃったよ!という方が増えていますよね。
目がかゆい!くしゃみ、鼻水が!
花粉症の症状が出てきて、マスクや花粉防止用のメガネなどを身につけて花粉対策をしていると思いますが、服装にも気をくばっていますか?
着ている服が花粉を寄せ付ける素材であれば、花粉症の症状の悪化につながってしまいます。
(花粉症の症状が悪化するパターン)
・ふわふわした素材の服装
↓
・服の繊維に花粉が入り、からみつく
↓
・動くと付いている花粉が舞う
↓
・花粉が目や鼻に入って症状が悪化する
花粉は小さく、服の繊維にからみつく
花粉はとても小さくて、髪の毛の半分以下の大きさと言われています。
花粉は小さいうえに、突起部分がたくさんあり、とても繊維にからみつきやすいのです。
ですから一度つくとはらっても簡単には落ちてくれません。
温かいですが、ウールなどの素材のものを身につけていると花粉をどんどん呼び込むことになってしまいます。
ツルツル、サラサラした素材の服を身につける
花粉は1月から少しずつ飛び始めます。
2月、3月と花粉症の症状が悪化する人が多いですが、寒い時期なんですよね。
寒いと温かいセーターやフリースやウールのマフラーなど毛がふわふわしている素材のものを身につけたくなりますが注意が必要です。
外出するときは、中はフリース素材のものを着ていても、外側はつるつるした素材のコートを来て花粉を寄せ付けないように工夫が必要です。
それでは、花粉が付きにくい素材を紹介します。
花粉が付きにくい素材~おすすめ
・ポリエステル
・ナイロン
・綿
・デニム
・レザー
・シルク
以上のように化学繊維や綿は花粉が付きにくくおすすめな素材です。
デニムも綿で作られていますので、花粉が付きにくく、おすすめです。
花粉が付きやすい素材~NG素材
・ウール
・モヘア
・毛皮
・フリース
・スエード
・コーデュロイ
温かいですが、ウールなどは花粉が付きやすく花粉のシーズンにはおすすめ出来ません。
ウールや毛皮のマフラーをしている方は、つるつる素材のスカーフに変える
コーデュロイのズボンをはいている方は、デニムのジーンズに変えるなどの対策が必要です。
花粉が付きやすい素材の服装は避けて、花粉が付きにくい素材の服装に切り替えましょう。
花粉症対策で静電気を防止する方法とは?
花粉は静電気でも寄って来ますので、静電気防止対策も必要になります。
一番手っ取り早いのは、静電気防止スプレーをかけることですね。
外出する時は、静電気防止スプレーを吹きかけることで花粉を寄せ付けなくなります。
また、服を着るときの注意点ですが、静電気がおきやすい素材の組み合わせを避けることです。
+の素材と-の素材が組み合わさると静電気がおきやすいので注意しましょう。
(下の表は、上ほど-の要素が強く、下ほど+の要素が強いと考えてください)
(-の素材) 毛皮
ウール
ナイロン
レーヨン
絹
革
綿
麻
ポリエステル
(+の素材) アクリル
※ +と-の素材を組み合わせると静電気がおきやすくなります。
まとめ
花粉症対策として、服装はとても重要です。
花粉を寄せ付けない、花粉が付きにくい素材の服装にすることで花粉症の症状の緩和につながります。
また、静電気防止スプレーや静電気がおきにくい組み合わせで服を着ることも大切です。
マスクやメガネ対策だけでなく、服装にも気をくばって、しっかりと花粉対策をしましょう。