日本の国民病ともいえる癌について、あなたも一度は考えた事があるのではないでしょうか?
まさか自分が?と誰もが思っていますが、国民の2人に1人は癌にかかると言われています。
2分の1の確率で癌にかかるとなると人ごとではありませんよね。
とは言っても予防するためにはどうしたらいいんだろう?
これをすれば癌にならないという方法はありませんが、健康管理をしっかりすることで、病気のリスクを減らすことは出来ると思います。
毎日の生活の中で心がけ、実践されると良いと思われることをご提案します。
癌予防にはバランスの取れた食事をしましょう。
癌にかかる原因としては、さまざまありますが、大きな原因として「生活習慣」があります。
日本の食事が欧米型となり、肉類や乳製品を多くとるようになったことが癌が増えた原因ではないかと言われています。
ただ、そのように聞くと肉類や乳製品を食べる事をさけてしまう方がおられますが、肉類や乳製品が悪いという事ではありません。
問題なのは偏った食生活であって、大事なのは野菜や海藻類などもしっかりと食べて、バランスの良い食事をするという事です。
人間には免疫機能が備わっていて、癌の元になる異常な細胞が出来ても、免疫細胞がその異常な細胞を攻撃して退治してくれます。
私もこの話を聞いて驚いたのですが、健康な人でも1日に5000個もの癌の元になる異常な細胞が発生しているそうです。
でも毎日、免疫細胞が退治してくれています。
ですから、この免疫細胞を活性化させる、すなわち、免疫力をアップさせる事が大切です。
人間の体は、毎日とる食事によって栄養分を補給して健康な体を維持します。この栄養バランスがくずれれば体の不調につながります。
栄養のバランスがくずれた状態では人間の免疫力の低下につながってしまいます。
若い時は体力がありますからまだ良いかもしれませんが、中年になってくると体力も衰えてきますし、今までなら退治する事が出来ていた異常な細胞を退治しきれず、その退治しきれなかった細胞が癌細胞となって時間をかけて大きくなっていくのです。
ですから、必要な栄養をとり、バランスと取れた食事をして体調を管理することが、癌の予防につながる事がわかります。
バランスの取れた食事をするために、食卓に3色の食材を揃えるように意識すると良い
(黄)のグループ
ごはん、パン、麺類など 「炭水化物」
(赤)のグループ
肉、魚、卵、乳製品、豆類など 「たんぱく質」
(緑)のグループ
野菜、海藻など 「ビタミン、ミネラル」
※その他、三大栄養素の一つである「脂質」も大事な栄養素で、脂身やバター(いわゆる油)などだけでなく、青魚、乳製品、ナッツなどにも含まれていて、細胞膜や臓器、神経などの構成成分になるので必要です。
脂質のとり過ぎには注意が必要ですが、大事な栄養素です。
癌予防には適度な運動も効果的?
適度な運動は、癌を予防する効果があると国外の研究機関が発表しているんですね。
運動することによって、特に、大腸がん、肝臓がん、すい臓がんのリスクの低下につながると言われています。
日本では現在、大腸がんが急増していますから適度な運動は大いに期待できる予防策といえますね。
では、なぜ運動すると癌の予防につながるのか?
・第一に、適度な運動をすることで活性酸素の抑制につながる
活性酸素は細胞を老化させたり傷つけることで有名ですが、適度な運動が活性酸素を除去する力を高めてくれることがわかっています。
活性酸素を除去する力を高めることで、細胞を保護し、癌化を抑制出来ると考えられているんです。
ただ、注意することは、激しい運動をすると体の中に活性酸素が大量に発生して逆効果になるので注意が必要です。
・第2に、適度な運動は免疫力のアップにつながる
免疫力が高まることによって、体の中にがん細胞が出来ても免疫細胞がやっつけてくれます。
・第3に、適度な運動をすることで、大腸が刺激されて大腸の動きが活発化
大腸の働きが活発化すると便通が良くなり、便秘が改善され、発ガン性物質が腸内に留まる時間が短縮される事で、大腸がんのリスクを低下させる事が出来るんですね。
・第4に、適度な運動はストレス解消につながります。
誰もが、スポーツをした後に、さわやかな気持ちになった経験をお持ちではないでしょうか?
適度な運動には、気分をリフレッシュさせる効果があります。
ストレスを解消する事で免疫力がアップし、がん細胞を退治する力もアップするんですね。
以上のことから適度な運動は効果があるということはわかったと思います。
そこで、私がお勧めしている適度な運動はウォーキングです。
一日1時間くらいのウォーキングが理想ですが、自分の出来る範囲で構いません。
私の場合は、通勤で最寄の駅まで歩くようにしていました。
また、帰りの電車では、最寄の駅の一駅前で降りることで、けっこう歩く時間を確保出来るんです。
毎日、忙しくしていると心にストレスがたまったり、イライラする事もがありますが、歩く時間を持つことで気持ちが落ち着いたり、心の整理がついたり、私にとってはとても良い時間となりました。
癌予防にはストレスをためないことが大切
ストレスは免疫力の低下につながりますので、ストレスをためないことが大切です。
先ほど、紹介したウォーキングもストレス解消になりますが、私なりの方法をご紹介します。
①自分の好きなことをする
私の場合は、好きな音楽を聴いています。好きな音楽を聴くことでとてもリラックス出来ます。
好きな事は人それぞれですので、ご自分にあった事をして楽しんでください。楽しむことが大事です。楽しむこと!
②毎日、笑うこと
笑うことが、免疫力を高めることは、有名は話です。
実際、笑うことを治療に取り入れ、癌が無くなったという話を聞いた事があります。
笑うと癌が治るというわけではありませんが、免疫力が高まる事で、人によっては想像もできない変化がおきる可能性があるという事です。
ことわざで、「笑う門には福来たる」といいますが、笑うという事には大きな力があるんですね~。
私は、お笑いの番組を観たり、家族でジョークを言ったりして笑いの生活を心がけています。
③感謝の心をもつ
考えてみると人は1人では生きていけません。
毎日あたりまえに飲んでいる水だって、水道事業に関わっている多くの人のお陰で、飲むことが出来ます。
スーパーで野菜や果物を買うことができるのも生産者の方々の努力と苦労のお陰です。
そう考えてみると感謝の心を持つことが出来るのではないでしょうか?
私のおじから紹介された「遺伝子スイッチ・オンの奇跡」という本があるのですが、この本には、「ありがとう」を十万回唱えたら癌が消えた!という話が載っています。
感謝する事って、時にはすごい力を発揮するんだなと私は思っています。
まとめ
癌の予防法として、バランスのとれた食事をする事、適度な運動をする事、ストレスをためない生活をする事の3点についてお伝えしました。
これが全てではなく、ほんの一例を上げたにすぎませんが、日常生活で以上の事を心がけることで、健康な体を維持することに貢献出来ると思います。
この記事があたなの健康の一助となれば幸いです。