2月頃からインフルエンザB型に感染する人が増える傾向にありますが、インフルエンザB型の症状や完治するまでにどれくらいの期間を要するのか?
また、子供が感染した場合の注意点などお伝えします。
インフルエンザB型の症状と期間について
インフルエンザB型の症状の特徴としては、A型とほとんど同じで、38度以上の高熱が出たり、筋肉痛や関節痛などの全身症状がありますが、特徴として、胃炎、腹痛、嘔吐、下痢などの消化器官に症状が出ることや、微熱などが続いて長引く事があるなどです。
インフルエンザB型は、ウイルスの増殖のピークが発症してから48時間~72時間で、発症後3日程度が症状のピークになります。
通常は完治するまでにおよそ1週間くらいと言われています。
インフルエンザB型の特徴として下痢や腹痛、吐き気や嘔吐などの消化器に症状が出ることがありますので、脱水症状にならないように水分補給に注意したほうが良いです。
インフルエンザB型の特徴を分かりやすくまとめしました。
(インフルエンザB型の症状)
・高熱(38度以上)、または微熱が長引く
・寒気や悪寒がある。
・筋肉痛や関節痛などの全身症状がある。
・体全体がだるい。
・頭痛はめまいなどの症状
・鼻水や鼻づまりの症状
・喉の痛み、咳や痰が出る
・胃炎、腹痛、下痢や嘔吐など消化器に症状が出る。
・肺炎や脳症などの合併症に注意が必要
・子供には中耳炎の合併症にも注意
インフルエンザB型の症状で子供の場合どんな事に注意する?
インフルエンザB型に感染した子供の場合で注意する事ですが、薬を使用して通常は2~3日経過すると熱が下がってくるのですが、4日目以降も高熱がある、下痢や嘔吐などの症状が治まらない場合には、2次感染や合併症の恐れがありますので病院で受診する事をおすすめします。
子供の場合は自分の症状を上手く伝えられないことがありますので、よく観察して状況を把握する事が大切です。
それでは、子供がかかりやすい合併症につていみていきます。
・インフルエンザ脳症
子供につかってはいけない解熱剤が原因でなる事が報告されています。
脳に炎症が起きて、意識障害など症状が出ます。
・中耳炎
子供の合併症として中耳炎になる事があります。
難聴になる恐れもありますので治療が必要です。
・肺炎や気管支炎
高熱が出てひどい咳の症状がります。
インフルエンザで怖いのは合併症です。
高熱が続いたり、症状がなかなかおさまらない場合は、すぐに病院でみてもらいましょう。
まとめ
インフルエンザB型の特徴や完治するまでの期間、合併症などの注意することなどについてお伝えしました。
子供は症状をうまく伝えられない事がありますので、良く注意してみてあげてくださいね。
熱がなかなか治まらないなどの症状がある場合は、2次感染や合併症の恐れがありますので、すぐに病院で受診されてくださいね。
適切に処置していけば、心配ありませんので、おかしいなと思ったらすばやく病院にかかるようにしましょう。
(関連記事)
インフルエンザB型で熱のぶり返し?幼児の熱の注意点といつから登園?
インフルエンザの家族感染を防ぐ方法 いつまで気をつけるべきか?
インフルエンザの時はどんな食事が良いか?水分補給でおすすめなのは?
インフルエンザの疑いで解熱剤を子供に使うべきか?市販の薬は使える?