2018年度の節分は2月3日(土)ですが、節分の日に豆まきをして、「鬼は外、福は内」と無病息災を願うと同時に、恵方巻きを食べる習慣が今は全国区の行事になりましたね。
ところで、恵方巻きをどの方角で食べれば良いのか気になりますよね。
2018年の方角と、その方角をアプリで簡単に調べる方法、そして恵方巻きの食べ方なども紹介します。
2018年の節分はどの方角で恵方巻きを食べる?
節分の日に食べる太巻き寿司は恵方巻きと呼ばれ、今やスーパーやコンビニで節分の日となるとたくさん売られていますよね。
恵方巻きは、節分の日に恵方(歳徳神という神様がいる方角)を向いて太巻き寿司を食べるという習慣で、大阪地方と中心として行われていたのが、現在では全国区の行事になっています。
このような習慣の由来は諸説あるようですが、1説には太巻きを鬼の金棒に見立てて、その鬼を退治する意味があるようです。
節分の日に、自身の願い事を祈りつつ、恵方に向かって1本の太巻き寿司を食べる。そして「願いはかなう」と思いながら、節目の時に行うこのような行事はいい習慣だと思います。
それでは、2018年の恵方は、どの方角なんでしょうか?
発表したいと思います。
南南東やや右 です。
2018年は、南南東やや右の方角に歳徳神(としとくじん)という神様がいらっしゃって、もっとも良い方角となるわけです。
恵方に向かって、神様に願い事を祈りながら恵方巻きを食べたら、きっといいことありますよ。気持ちが前向きになるし、楽しい行事ですね。
節分で恵方巻きを食べる方角をアプリで簡単調べ
2018年の恵方は、南南東やや右というのは分かりましたが、ご自分の家の中でどの方向かわかりますか?
方位磁針があればよいですが、ない方もいますよね。そんな時に役に立つのが、恵方の方角を示してくれるアプリです。
無料でダウンロード出来ますので方位磁針がない方は、使ってみてはいかがでしょうか。
アプリの名前は⇒ 恵方コンパス
この恵方コンパスは、年ごとの恵方の方角を示してくれるコンパスです。画面をみながら、矢印の方向に恵方をあわせると、画面、バイブレーション、サウンドでこの方角です!!と教えてくれますよ。
便利ですね~。
これで、方角が分かれば、あとは願い事を祈りながら太巻き寿司(恵方巻き)を美味しくいただきましょう。
節分で方角の他にも食べ方にルールはあるの?
節分の日に、太巻き寿司(恵方巻き)を恵方(歳徳神がいらっしゃる方角)に向かって食べることはわかったけれど、食べ方にルールがあるの?と思いますよね。
基本的なルールはあります。ただ、地方によって特色があるようです。
それでは、基本的な食べ方のルールをご説明しましょう。
1、1人に1本の太巻き寿司を準備する。具は七福神にちなんで7種類入れる。7種類の具材の決まりはない。
※切ってはいけません。縁が切れてしまいますので、1本そのままかぶりつき食べる。
2、その年の恵方に向かって食べる。2018年は南南東やや右です。
3、食べる時は、しゃべらずに食べる。願い事を祈りながら。
以上ルールについて、説明しましが、けっこう厳しくね~!と思われた方いますよね。
1本まるまるかぶりつき、ひと言もしゃべらずに、願い事を祈りながら、食べ終わるまで無言で家族全員が同じ方向を向いて太巻きと食べているシーンを想像してみてください。
笑っちゃいますね。
だから、家庭によっては、1口、2口までは、願い事を祈りながらしゃべらずに食べるけど、後は普通でOKなど、家庭ごとに好きなようにルール決めていますよ。
縁起が良い事を家族みんなで、楽しくやるのが一番ですよ。
まとめ
節分は昔から無病息災を願い、福を呼び込む行事として定着してきたものです。
現代は、昔からの伝統的な行事が軽視されがちなところもありますが、節目、節目で無病息災を願い、自分の願い事を祈り、新たな気持ちで出発するという事はとても大切な事であると思います。
恵方巻きを食べる習慣が全国に広がったのも、やはり全ての人が幸せを求めているからにほかなりません。
是非、ご家族の楽しいイベントとして家族の健康と幸せを願い、楽しく、美味しく恵方巻きを食べながら、新たな気持ちで1年の再スタートをしてみてはいかがでしょうか