3月3日はひな祭りですね。雛人形もきれいに飾り、お子さんの健やかな成長を願いつつ、家族みんなで楽しくお祝いをしたいですね。
ひな祭りには、出来れば縁起の良い、ひな祭りならではの食事をしたいものです。
ここでは、ひな祭りの定番メニューを紹介するとともに、縁起が良いとされる定番メニュの意味についても紹介します。
ひな祭りのお祝いの定番の食事メニューにつてい紹介
3月3日はひな祭り。お子さんの健やかな成長を願い、家族みんなで共に祝いながら楽しい食事をするのは最高ですね。
昔から、縁起の良いものを食べてお祝いするのが慣わしで、伝統的な料理があります。
そんな伝統的な料理を楽しみながらお祝いするのもいいですよね。
(ひな祭り 定番メニュー)
1、ちらし寿司
2、はまぐりのお吸い物
3、菱餅
4、ひなあられ
5、白酒
定番メニューの5つを上げましたが、それぞれが縁起物メニューですので、取り入れたいですね。
ただ、これだけだと寂しい感じがしますので、追加のメニューをプラスしていきたいところです。
簡単おすすめ追加料理としては、
・刺身の盛り合わせ
・春の山菜の天ぷら
・茶碗蒸し
・から揚げ(肉が食べたい人には良いですよ)
・ひな祭りケーキ
・果物(いちご)、苺を使ったスイーツ
ひな祭りの縁起が良いとされる食事の意味について
それでは、ひな祭りに良く食される伝統的な食べ物の意味についてみていきたいと思います。
(ちらし寿司)
ひな祭りでは、よくちらし寿司が食べられるようになりましたが、ちらし寿司自体には由来はないのですが、
入っている食材に意味があります。
意味ある食材としては、
・えび(長寿を意味しています。腰がまがるほどに長生きするという意味がある)
・れんこん(将来を見通すの意味がある)
・豆(健康でマメに働くの意味がある)
また、ちらし寿司には卵、にんじん、三つ葉など華やかな色どりが、春を演出し、ひな祭りで食される定番のメニューとして愛されて来ました。
(はまぐりのお吸い物)
はまぐりの貝殻は、対になっている貝殻でないとピッタリと合わないことから、仲の良い夫婦を象徴するものとして縁起の良い食材として用いられて来ました。
夫婦円満を意味するとても縁起の良い食べ物になります。
(菱餅)
ひな祭りでは、緑、白、ピンクの3色の餅を菱形に切ってお供えします。これが菱餅です。
緑、白、ピンクの色にはそれぞれ意味があり、
緑~健康や長寿を意味する
白~清浄を意味する
ピンク~厄除けを意味する
また、別の意味もあり、
緑(大地)、白(雪)、ピンク(桃)というように、「大地にある雪が解けて、春の訪れと共に桃の花がさく」というように春を迎えるという縁起物としての意味もあります。
そして、菱形にも意味があり、菱形は「心臓」を表し、餅に入っているクチナシやヨモギが邪気を払うを言われており、無病息災を願う意味が込められているを言われています。
(ひなあられ)
ひなあられは、ひな祭りの代表的な和菓子ですよね。
ひなあられには、3色のものと4色のものがありますが、
それぞれに意味するものがあり、
3色の場合は
白~大地のエネルギーを象徴(雪の大地)
緑~緑、木々のエネルギーを象徴(緑)
赤~生命エネルギー(血、生命)
以上のことから、それぞれのエネルギーを頂いて、1年健康に過ごせますようにとう意味がある。
4色の場合は、
緑~春を象徴
赤~夏を象徴
黄~秋を象徴
白~冬を象徴
このように四季を表し、1年間の幸福を祈願する意味があります。
(白酒)
白酒が飲まれるようになった理由については諸説ありますが、
ここでは、一つの言い伝えを紹介します。
昔話になりますが、大蛇を宿してしまった女性が、3月3日に白酒を飲むことで
大蛇を流産させることが出来たという言い伝えがあります
そこから、胎内に悪い子を宿す事がないようにと白酒を飲むようになったと言われています。
厄払いの意味があるんですね。
まとめ
ひな祭りの縁起の良い定番のメニューについて紹介させて頂きました。
縁起物として、ひな祭りに食されるようになった食品の意味を理解すると、ひな祭りのお祝いもより味のある深いものに感じられますね。
親はいつも子供の幸せを願うものです。いつの時代も親から子への無償の愛は変わりませんね。
お子さんの健やかな成長を願って、楽しい、意義深いひな祭りとなることを願っております。