節分が終わると、雛祭りの準備に入っていきますね。
ところで、雛人形はいつから飾り始めようかな?
また、3月3日の雛祭りが過ぎた後、いつまで飾っていてもいいのかな?など、
どれくらいの期間、雛人形を飾る?について気になりますよね?
そんな疑問にお答えしていきたいと思います。
雛人形を飾る時期はいつからか?
雛人形はいつから飾り始めるものなのでしょうか?
一般的には立春を迎えてから2月の中旬頃までに飾りはじめます。
なかなか準備が遅れてしまった場合でも、雛祭りの1週間前までには飾りたいところです。
お子さんの健やかな成長を願いつつ、お子さんと一緒に楽しく飾りたいですね。
ところで、雛人形を雨水(うすい)に飾ると良縁に恵まれるという言い伝えがあるのはご存知ですか?
雨水(うすい)なんて、あまり聞きなれない言葉ですが、雪が雨に変わる時期。そうです、暖かくなってきて春の訪れを意味してるんですね。
2018年は2月19日から雨水(うすい)の時期となりますので、言い伝えを重んじる方は2月19日から雛人形を飾り始めるのも良いかもしれませんね。
※一部の地域では、旧暦の3月3日、新暦の4月3日にお祝いするところもあります。
そのような地域にお住いの方は、地域の慣わしにそってお飾りください。
雛人形を片付ける時期はいつごろが良いのか
雛人形はいつごろ片付けたら良いのでしょうか?
こんな言い伝えを聞いたことはありますか?「雛人形は、雛祭りが終わったら出来るだけ早く片付けた方が良い。そうしないと婚期が遅れる」
このような事から3月3日を過ぎて1週間以内に片付ける方も多いですね。
また、雛人形を片付けるなら「啓蟄(けいちつ)」の日に片付けるのが良いという言い伝えもありまよね。
これは、啓蟄は虫たちが土の中から外に出てくる時期、春の訪れを意味する事から縁起の良い日とされていて、2018年では3月6日が啓蟄の日となります。
3月6日だと、かなり慌しい感じはしますが、こだわる方もおられるようです。
色々な言い伝えがありますが、あまり気にすることなく遅くとも3月の中旬くらいまでに片付けられれば良いと思いますよ。
雛人形は、とてもデリケートで湿気に弱いですから、片付けるタイミングを間違えると、カビやしみが発生する恐れがありますので、気候の状況もみながら丁寧に片付けをしましょう。
それでは、次に片付けに適した気候についてみてみましょう。
雛人形を片付けるに適した天気について
雛人形を片付けるタイミングですが、言い伝えを気にして、雨の日や湿気が多い日であるにもかかわらず、急いで片付けるのはお勧め出来ません。
雨の日や湿気の多い日に雛人形を片付けてしまうと、カビやしみが発生して、大切な雛人形に重大な被害がおよぶ可能性があります。
ですから、どんなに縁起の良い日でも天候が悪ければ、片付けは保留にして、天気が良く乾燥した日を選んで片付けるようにしましょう。
天気が良く乾燥した日を選んで、一日の中でも昼間の乾燥した時間帯を選んで数時間陰干ししましょう。
十分に湿気を取って、指紋や埃をしっかり拭き取ってくださいね。
そして箱の中にしまう時に防虫剤を入れると良いです。
ただ、注意することは、防虫剤が人形やお道具に直接触れるのは良くないですので防虫剤は必ずティシュペーパーかきれいな紙に包んで、薬剤が直接触れることがないようにしてくださいね。
そのように、しっかりと手入れをして片付けるようにすれば、カビやシミ、虫食いの被害を防止することが出来ます。
また、雛人形をしまう場所は、出来るだけ湿気が少ない所にしましょう。
また、しまう場所には湿気取り剤などを上手に活用して湿気対策を十分にして保管しましょう。
まとめ
雛人形の飾る時期や片付けのタイミングや片付け方法について紹介させて頂きました。
雛人形はお子さんにとって、愛着のあるとても大切なものです。
雛人形を大切に扱いながらお手入れしましょう。
また、お子さんの健やかな成長を願いながら、お子さんと一緒に楽しい時間を過ごせると良いですね。