先日、人生で初めてのぎっくり腰を体験しました。仕事から帰ってきてスーツから部屋着に着替えようと思い、ズボンを脱ごうとした時に、腰に痛みが走りました。
あれ!痛いぞ!大丈夫かな?と不安な思いもありましたが、大したことはないだろうと思いました。
しかし、普通に立つことが出来ず、歩く事が出来ない状態になりました。四つん這いになって動く、つかまり立ちがなんとか出来るという状態でしたが、一日休めば回復するかなと思い軽くみていました。
しかし、翌日になっても痛みは変わらず、歩ける状態ではなく、結局その日は仕事を休むことにしました。
その後、整体治療を受けて自然に歩ける状態まで回復したのですが、今回の経験を他の腰痛をお持ちの方のお役に立つことが出来ればと思い、私のぎっくり腰の経験をご紹介したいと思います。
ぎっくり腰になり歩けない状態から選択した治療は?
初めてのぎっくり腰に戸惑いながらも、どのように治療していくか考えました。
ネットで調べると、腰痛の85%くらいは原因がわからない。病院に行こうかとも思いましたが、まともに歩けないので無理かなと思ったのと、病院の場合はレントゲンを撮って骨に異常がなければ、痛み止めの注射と湿布で根本的な治療にはならない可能性があると思いました。
私の場合は、なにか重い物を持ってぎっくり腰になったわけではないので、骨には異常はないはずだと思い、私の妻が普段お世話になっていた整体師の先生に治療をお願いする事にしました。
私が今回お世話になった整体師の先生は、普通の整体治療とは少し違っていて、筋肉を緩める医療器具を使って硬くなっている筋肉を緩ませ、バランスが崩れていた状態から本来の状態に戻してあげるという治療で、この治療を受けることで立ち上がる事が出来るようになり、腰の痛みが完治したわけではありませんが、ゆっくり歩く事が出来るようになりました。
治療を受ける中で分かった事ですが、片方の股関節がとても硬くなっていたり、ちょっと骨が出っ張っているいる所があったりと、バランスが崩れている状態でした。
一晩寝てもまったく症状が変わらなかったのに、整体治療を受けて、ゆっくりでも歩けるようになったのは驚きでした。
ぎっくり腰の治療で受けたアドバイス
整体の治療を受けて、かなり状態が良くなりました。整体師の先生が、私の腰の状態をみながら、冷やすのではなく暖めてくださいと言われました。
ぎっくり腰も色々な原因があるので、その人によって症状は違います。腰の状態をみて、熱を持っているようでしたら炎症しているわけですから冷さないといけませんが、私の場合は暖めた方が良いとの事でした。
また、ずっと寝てばかりで動かさないのも逆効果で、痛みのない範囲で日常の生活をした方がよいといわれました。動かさないでいると筋肉が固まってしまうようで少しずつ痛みのない範囲で動かした方が良いというアドバイスを受けました。
例えば、腰を左右にかるく動かしたり、歩けるなら歩くなど、いわゆるリハビリ的な事をした方が早く良くなるということです。
先生からのアドバイスを受けて、長い時間同じ姿勢にならないように注意して、痛みのない範囲で通常の生活を心がけて、少しずつ体を慣らしていく中でどんどん良くなって行きました。
まとめ
私のぎっくり腰の初体験を紹介させて頂きましたが、時間的な流れでまとめると次にようになります。
木曜日の夜にぎっくり腰になる。翌日になっても症状は変わらず。
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金曜日の夕方に整体師の先生に治療をして頂く。治療のお陰で、立ち上がったり、ゆっくり歩けるようになる。
夜寝ているときは、まだ痛みはありながらも寝返りをしながら過ごす。
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土曜日は、痛みのない範囲でリハビリと思いながら、普段の生活を心がけながら横になって休む時間も持ちながら過ごす。
腰の状態も良くなってきて、まっすぐの姿勢で寝れるようになり、しっかり睡眠もとる事が出来るようになる。
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日曜日になると状態もさらに良くなり、痛みのない範囲で、日常の生活をおくるように心がける。腰に負担をかけないように心がけながら
洗濯や掃除をしながらリハビリをする。まだ、腰に不安はありますが、普通に歩けるようになる。この状態なら仕事にもいけると安心する。
私の経験談は以上になります。
ぎっくり腰の治療方法は、症状によって判断するのが良いと思います。もしも腰に熱があり、明らかに炎症している状態であれば、病院に行く必要があると思いますし、中には隠れた病気が原因でぎっくり腰になる人もいると思いますので、病院でしっかりと診察を受けることをお勧めします。
今回のぎっくり腰の経験を通して、はっきりと言える事は、ただ寝ていても直らないという事です。病院に行くか、整体治療、整骨院など色々と選択肢はあると思いますが、必ず、なんらかの治療を受けて頂きたいと思います。