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ウォーキングは健康の為にどの時間に?適切な距離と継続のコツは?

投稿日:2017年10月16日 更新日:

最近、生活習慣病の予防、健康増進、ダイエットの目的で、ウォーキングをする人が増えていますよね。

会社の健康診断で常に正常だった健康な方々も、中年になってくると、略正常、要経過観察と判定が下がってくる方もたくさんおられると思います。

今まで、まったく運動をしてこなかったけど、ウォーキングをして健康を維持したいと思っているあなた。

いざ、ウオーキングをしようと思ったときに、さてどの時間にしようか?朝がいい?夜がいい?どれくらいの距離歩けばいい?

三日坊主で終わらないかな?継続していけるだろうか?などなど、これからウォーキングを始めようと思っているあなたにウォーキングに関する情報をお伝えします。

  

ウォーキングは健康の為にどの時間に行う?

ウォーキングを始める時に、会社に行く前の早朝が良いか?仕事が終わった後の夜が良いか?という質問が多いのですが、結論から申し上げると、人それぞれタイプが違いますので自分にあった方を選択するというのが一番だと思います。

どちらが、継続できるがポイントになります。

朝、起きるのが苦手な人は、夜にすべきだし、早起きが習慣で、朝日を浴びるのが大好きな人は、朝にウォーキングをするとモチベーションも上がるし、日中の活動にも良い効果が現れると思います。

自分がどちらのタイプかわからないという方は、それぞれにメリット、デメリットがありますので参考にしてみて下さい。

(朝ウォーキングのメリット)

ウォーキングをすると気分がすっきりする経験をお持ちの方も多いと思いますが、有酸素運動をする事で「セロトニン」とういう物質が活性化され、やる気が出てきたり、晴れやかな気持ちになります。

また、朝日を浴びることでも「セロトニン」効果が高まります。このやる気が一日にプラスの効果をもたらしてくれます。

(朝ウォーキングのデメリット)

朝起きた時は、体温が低かったり、体が硬かったりで、ケガに注意が必要です。

また、朝は体の水分量が不足している事が多いため、水分をしっかりとってからウォーキングをしないと人によっては、心疾患や脳卒中が起こるリスクが高まります。

事実、心疾患や脳卒中の発症は午前中に集中しているというデータがあります。

朝にウォーキングをされる方は、十分な水分補給をしてからにしてくださいね。

(夜ウォーキングのメリット)

夜は一日の活動をしてきているので体も動きやすいし、ウォーキングすることで、筋肉に刺激が与えられ、血液のめぐりもよくなります。

また、有酸素運動をする事で「セロトニン」が活性化されて、気持ちが前向きになる事で、その日に嫌な事があったとしても、気持ちをうまくリセットすることが出来ますし、その適度な運動の効果で寝つきが良くなり、眠りの質を向上させる事につながります。

(夜ウォーキングのデメリット)

夜のウォーキングのデメリットとして、特に上げるものはみあたらないのですが、夜は暗いですから、景色を楽しんだりする事が出来ないという事でしょうか。

夜景が好きな方は問題ないと思いますが。

ウォーキングで健康を維持するためにはどれくらいの距離がよい?

健康のために、毎日どれくらいの距離をウォーキングしたらよいか?よく、一日1万歩という言葉を聞いたことがあると思います。

しかし、1万歩となると、個人差はありますが、だいたい1時間から1時間30分くらかかります。

毎日、これだけの時間を歩く事を継続できる方は良いですが、けっこうハードルが高いのではないでしょうか?

ウォーキングは継続する事が大事。あまり最初から高い目標を立てると長続きしません。

最初は、何歩というよりは自分のペースで最低20分以上歩くことから始められたどうでしょうか?

20分というのは目安で、20分くらい歩くと体が温まってきて少し汗ばんでくる状態。この有酸素運動の効果で20分くらいから体脂肪が燃やされていくので一つの目安になっています。

ですから歩ける方は、30分~1時間くらい歩けたらOKじゃないですか?

ただ、必ず20分以上歩かないと効果がないというわけではないようです。

大事なのは、継続することです。無理のないように、また、ストレスを感じない、楽しく出来る自分のスタイルで実行することが大切です。

それこそ、10分からでもいい。毎日継続することを心がけてみてください。

ウォーキングを継続していくコツは?

ウォーキング始まるぞ!と誰もが最初はやる気満々でスタートすると思うんですが、長続きせず途中で止めてしまう人もけっこういるんですよね。

ウォーキングを止めてしまった理由の第1位はなんだと思いますか?それは、「時間が無くなったから」という理由なんです。なんと42%の人が止めた理由として上げている。

そうなんです。みんな忙しいわけです。ですから最初からあまり高い目標を立てない方がいい。もっと気楽に、楽しく、ストレスなく、ゆるく!これがいいです。

義務感や使命感だと長続きしません。いかに楽しくやるかです。

楽しくウォーキングする秘訣~(私の場合)

・景色を楽しみながら歩く

朝も、夜も、両方けっこう楽しめますよ。朝だったら、朝日を浴びながら、とってもすがすがしい気持ちで歩けますし、夜でも、色々と発見がありますよ。

・コースをかえる

毎日同じところを歩くと単調で面白みがないから、違う道を歩くといいですよ。変化があった方が面白いです。

・毎日でなくても週3、4回でもいいや!ぐらいの ゆるさ を持つ

毎日ウォーキングできれば良いですが、雨が降ったり、さまざまな事情で出来ないときもあります。出来なかったことにダメだと思わず、

出来ないときは、明日やればいいさ!と ゆるめで行くと長続きしますよ。ストレスをためないこと。

まとめ

これからウォーキングを始めようとされている方に、是非とも長く続けてほしいという願いを込めてお伝えしました。

ウォーキングは楽しく、自分にあったスタイルでやることがいいと思います。無理なく、一番継続できる自分にあったスタイルをみつけてください。

継続は力なりと申しますが、続けることが大事です。

是非とも、自分にあったウォーキングを習慣化して、自分の生活の一部にして、心も体も健康で充実した生活をおくってくださいね。

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