使わなくなった雛人形の取扱に困っている方がけっこういらっしゃいますね。
祖父母や両親から買ってもらった大事な雛人形ですが、お役目が終わったら、今までありがとうと感謝して、適切な方法でお見送り(処分)してはいかがでしょうか?
その方法についてご紹介します。
雛人形を処分する方法を紹介
今は飾らなくなってしまった雛人形、どのようにしたら良いか悩みますよね?
とても大事な物だから使わなくなったからといってゴミとして出すわけにはいけませんね。
このようなお役目が終わった雛人形は適切な方法で処分したいものです。
処分の方法としては、大きくは2パターンになるかと思います。
寄付をするかお寺や神社で供養してもらい処分する方法です。
※(ネットオークションに出品して販売する方法もありますが)
寄付をすれば、その後も誰かが大事に雛人形を飾ってくれるので、うれしいですよね。
ですから、まずは寄付する方向で考えてみてはいかがですか?(後ほど紹介します)
うまく寄付出来るところがないとなれば、お寺や神社などで供養してもらい処分してはいかがでしょうか?
雛人形の処分方法として寄付したい場合はどうする?
(公民館や介護施設などに寄付)
雛人形を寄付することをお考えであれば、まず、お住いの自治体に問い合わせてみると良いです。
公民館や介護施設、幼稚園や保育園などで雛人形を必要としている場合があるんですね。
各施設で今後大事に使ってもらえますので、こちらとしてもうれしいです。
自治体に問い合わせると雛人形の受け入れ先などを紹介してくれますので、連絡してみると良いです。
(ひな祭りイベントに寄付)
自治体に問い合わせしてみて、雛人形の寄付の受付をしていない場合に、ひな祭りイベントに寄付をする方法がりあす。
有名なのは、かつうらビッグひな祭りです。
毎年、2月中旬以降から3月のひな祭りの時期までイベントが開催されます。
市内各所に約30,000体のひな人形が飾られ、神社の60段の石段一面におよそ1,800体の人形が飾られ、夕暮れ時からライトアップされます。
また、子どもたちが稚児の衣装で統一したひな行列など盛りだくさんのイベントや土日は歩行者天国になり各種出店が行われるなど、なかなかのイベントです。
こんなイベントに今まで大事にしてきた自分の雛人形が飾られるのはうれしいですよね。問い合わせしてみてはいかがですか?
(保管、整理料として初回5,000円かかります)
雛人形の処分で供養をしてもらうには?
寄付ではなく、処分するにあたっては供養することをおすすめします。
雛人形は、厄災から守るための身代わりとしての意味を持ちますので、今まで無事に成長出来た事に感謝して、供養して処分されると良いです。
お寺や神社で雛人形の供養を行っているところがありますので、お近くのところでお問い合わせしてみてください。
供養するのは人形だけになりますので、人形以外の屏風や小道具などは、ゴミとしてご自分で処分してかまいません。各市町村のゴミの出し方を確認してくださいね。
お寺や神社に雛人形を供養してもらう場合の注意点ですが、お寺や神社によっては、けっこうな金額がかかる場合がありますので料金の確認をしてくださいね。
近くに雛人形の供養をしているお寺や神社がない場合は、全国どこでも対応している供養のサービスがありますので利用されてみては?
そのサービスは
一般社団法人日本人形協会の人形感謝(供養)代行サービス
http://www.ningyo-kyokai.or.jp/kuyou/
このサービスは、日本人形協会が日本郵政と提携し、「ゆうパック」による代行サービスを行っているものです。
不要になった雛人形を全国から引き取りして、毎年10月頃に行われる東京大神宮の「人形感謝祭」にてご供養しています。
感謝を込めた祈祷で、雛人形のお見送りをして頂けますのでおすすめです。
料金1箱5,000円ですので、リーズナブルな料金設定だと思います。
詳しくは、公式ページにて確認くださいね。
一般社団法人日本人形協会の人形感謝(供養)代行サービス
http://www.ningyo-kyokai.or.jp/kuyou/
まとめ
不要になった雛人形の処分の仕方についてご紹介しました。
寄付をして、必要としている方に雛人形を今後も使っていただくのも良し、しっかりと祈祷、供養してもらいお見送りするのも良し
色々な方法がありますので、ご自分が納得できる方法で雛人形をお見送りしてくださいね。