コーヒーを良く飲みますか?
最近はコーヒーが体に良いという話をよく聞くようになりました。
コーヒーを飲むことによってもたらされるさまざまなメリットに注目し、どのような効果があるのかみていきます。
また、動脈硬化の予防につながるおすすめな飲み物についても紹介します。
動脈硬化の予防にコーヒーが効果あるって本当?
食事の後にお茶やコーヒーを飲む人は多いのではないでしょうか?
コーヒーが好きで食事の後には必ずコーヒーを飲むという人にとっては、コーヒーが動脈硬化の予防につながるとなれば、こんなうれしい事はないですよね。
こんなデータがあります。
コーヒーを飲む人と飲まない人とを比較して、脳卒中などの死亡リスクについての調査がありますが、結果がどうなったと思いますか?
コーヒーを飲まない人よりも毎日コーヒーを1杯~2枚飲む人の方が、脳卒中などの死亡リスクが低下することがわかったんです。
なぜなのか?
これは、コーヒーに含まれているクロロゲン酸というポリフェノールの効果ではないかと考えられています。
次に、コーヒーにはカフェインが含まれていますが、カフェインは脂肪の燃焼を助ける効果があり、内臓脂肪や皮下脂肪が気になっている人にはありがたいですね。
内臓脂肪がたまって肥満になってくると、高血圧や糖尿病、動脈硬化につながって来ますから、おいしく食後のコーヒーを楽しみながら脂肪を燃焼させ動脈硬化の予防が出来るならありがたいですね。
しかし、コーヒーの飲みすぎには注意しないといけません。
1日1~2杯くらいコーヒーを飲むことで脳卒中の死亡リスクが減ることはわかっていますが、1日に5杯、6杯とたくさん飲む人は逆に脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まるという調査結果もあります。
ですから、飲みすぎはよくないという事です。
動脈硬化の予防をするならどんな飲み物がおすすめ?
動脈硬化の予防に効果的な飲み物で代表的なものは、やはり緑茶でしょう。
緑茶は昔から健康に良いとされていますが、緑茶にはポリフェノールの1種であるカテキンが効果を発揮します。
カテキンには抗酸化作用があって、緑茶の中にあるカフェインの効果もあり、動脈硬化の予防につながると考えられています。
ある調査でも緑茶をよく飲む人は脳卒中などによる死亡のリスクが下がることがわかっています。
特に女性の方により効果的とうデータがあります。
それでは、緑茶以外でおすすめな飲み物を紹介します。
特に男性に対して、脳卒中や心筋梗塞の死亡リスクが低下したという飲み物です。
なんだと思いますか?
それは、ウーロン茶です。
ウーロン茶にも、ポリフェノールが多く含まれていますので、動脈硬化の予防につながるんですね。
その他には、「トクホ飲料」があります。
トクホとは、特定保健用食品とことですが、有効な成分が入っていて効果が期待出来ます。
コレステロール値を改善したい人向けのトクホでは、カテキンや水溶性食物繊維などが含まれているようです。
まとめ
動脈硬化の予防に効果が期待できる飲み物について紹介しました。
緑茶などは、昔から健康に良い飲み物として認められて来ましたが、コーヒーにもその効果があるというのはうれしいですよね。
コーヒー好きな方が多いと思いますので、飲みすぎに注意して上手に健康維持に役立てていければ良いと思います。
最後に注意点ですが、コーヒーには砂糖やコーヒーフレッシュなどはいれずに、ブラックで飲むのがおすすめです。
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